我が家の次男は、1歳半の検診で意味のある言葉が一つも出ていませんでした。
声を出すということがとても少ないです。
二人目は、何でも早いよー!という周りのアドバイスは全くあてになりませんでした。
二人目でも遅い場合もあります。
それから半年が過ぎましたが、時々意味のある言葉(でんしゃ、にいに(兄のこと)など・・)を発しますが、その言葉が続くことなく一度または二度発してその後は消失。
1歳半の検診で当然、引っ掛かりました。その時保健師さんに言われたこと、そして自分なりに原因を考えてみました。
スポンサーリンク
2歳になっても言葉がでない
2歳になっても言葉が一つも出てこないとママはとても心配になりますね。
周りからも、耳が聞こえてないんじゃないの?なんて言われたりするとますます心配に。
2年間を振り返って、言葉が出ない原因がいくつか考えてみました。
検診で保健師さんに言われたこと
まず1歳半の市の検診で、保健師さんに言われたことをいくつか挙げてみます。
男の子は言葉が遅い
これは一般的によく言われていることです。女の子の方がお話しが上手で、言葉も出るのが早い傾向にあるようです。
周りを見ても男の子は遅い傾向にあるように感じます。
手のかからない赤ちゃんは言葉が遅い
特に二人目でよくあるそうなのですが、二人目でおとなしい性格だったり手のかからない赤ちゃんは言葉が遅い傾向にあるということです。
手のかかからない=言葉かけが少なくなる。ということです。
確かに次男は、手のかからない赤ちゃんで母乳を沢山飲んで、すっと寝る子でした。日中も機嫌よくしていることが多く、その間にお兄ちゃんの相手をしていることが多かったです。
二人目育児で言葉が遅くなった原因を考えてみた
私が実際に育児をしていて、2歳になっても言葉が出ない。
心配になりつつも、次男には言葉を沢山あびせたかというと、そうではありません。長男よりも少なかったかも?具体的に検証していきます。
長男の赤ちゃん返りが長く、次男はほったらかしに
長男が3歳の時に次男が産まれました。ちょうどその頃、長男は幼稚園が始まったばかり。幼稚園でのストレス&赤ちゃんが生まれた戸惑いもあり、赤ちゃん返りがひどかったです。
なんでもママにしてほしい!赤ちゃんに声をかけようものなら、すねる長男。
次第に、私も次男より長男を優先し(産院でもそのように指導されたし・・・)、次男はほったらかしか、抱っこ紐に入れたままでした。
長男の赤ちゃん返りは二年ほど続きました。
長男が5歳になり幼稚園でも年長になったころ、やっと自信が出てきたのか?次男が可愛くなってきたのか、自分よりも次男を優先してあげてね。という心が芽生えてきました。
そんなこともあり、2歳まで次男には話かけたことは少ないです。
お風呂に入っているときも、長男の時は「キレイキレイしようね~」「ゴシゴシだよ~」などと色々と話して楽しみながら入っていましたが、次男はそうはいきません。
とにかく、いかに素早く洗うか。長男を見ながらササーっと洗う。
そんなことがお風呂だけでなく、日常茶飯事でしたので次男にはかわいそうなことをしているな、と内心感じていました。
テレビに頼りすぎた
次男は、おとなしい方ではありましたが、私が台所に立つと泣いて寄ってくるタイプでした。
食べることが好きな次男だったので、私が台所へ行くと何か美味しい物が出てくると思っていて、何も出してもらえないと泣いてぐずっていました。
長男が幼稚園に行っている間は、本来なら次男としっかり向き合ってあげないといけなかったのですが、幼稚園に行っている間に昼食と夕食の用意をしないと、二人いる時に台所に立つことは難しかったので、次男にはテレビを見せていました。
その癖が抜けずに、ついつい休みたくてテレビに頼ってしまったり。
お兄ちゃんがぐずぐず・・・次男も何か言い出した時には、テレビに頼って過ごしていました。
テレビだと、言葉のやり取りが無いのでなかなか言葉がでません。一方通行では子供は話すことに楽しみを覚えないからだと感じています。
耳垢が詰まっていた
次男は、よく耳を触っていて、気になって耳鼻科に連れていったことがあります。その時にものすごい量の耳垢が出てきました。
耳垢が詰まった状態です。
これでは、聞こえてなかっただろうな・・・と思いました。それに気が付いたのは1歳8か月くらいの時。それからは月に1度くらい耳鼻科で耳垢を取ってもらっています。
しゃべることが遅いので、顎を使うことも少なく、自然と耳垢が出てきてくれないようです。
スポンサーリンク
2歳になって、慌てて対策
今、思うとこれでは言葉でなくて当然。という感じですが、その時は必死だったので、それ以外の方法を考えられなかった自分がいます。
2歳になって言葉が出ていないと、コミュニケーションも取りにくく、不便さを感じます。
長男も次男が可愛くなってきて、早くおしゃべりしてほしいな~と毎日言っています。
今更ですが、慌てて対策をしました!
テレビを消す
まず第一はコレですよね。どうしても危ない作業をするとき、例えば台所で火を使う、などの時です。その時はテレビで気をそらしていますが、それ以外、どうしても~!!という時以外はテレビを消すようにしました。
一気に全部やめると子供も大人もすごく大変なので、最初は夕方はやめてみる。最初は泣きますが、2日目くらいからは、テレビ無しでもおもちゃで遊んでくれていました。
夕方が成功して1週間くらいしたら、昼間も少しずつ減らしていく。テレビ無しで苦痛な場合は、散歩に行ってみたり、公園で遊んだり。買い物にちょっと行くだけでもテレビを減らすことができました(子連れの買い物は大変ですけどね・・・)
子供もテレビ~!!という感じで泣いていたのは最初だけ。やはりおもちゃなどで遊んだり散歩したり外へ出る方が楽しいのでしょう。(当たり前か・・・汗)
今では、私が用事をするときだけテレビになっています。他は一緒に遊ぶ時もあれば一人でおもちゃで遊んでいるときもあり、意外とテレビが無くでも苦痛ではなかったです。
つねに話かける!
長男が次男を可愛く思ってくれるようになったので、これは最近になってようやく心穏やかに接することが出来るようになりました。
常に次男の行動を「~してるんだね。」「~が欲しいのかな?」など一つ一つ言葉に出すようにしました。
不思議なことに、そうすることによって長男も次男を可愛がってくれるようになりました。
長男も一緒に次男に色々と話しかけたり、物の名前を教えたりしています。
最終的には子育て支援に相談
今、こうして言葉を沢山かけるように心がけていますが、2歳半になっても言葉が全く出てこなければ、子育て支援に相談しようと思っています。
もしくは、言語聴覚士のいる小児科。以前、かかりつけの小児科で言語聴覚士がいるので、困った時は来てね。と言われていました。
その時は、いつか話すだろうとあまり真剣にとらえていませんでしたが、言葉が出ないことでコミュニケーションがとりにくくなっているのも事実なので、どうしても言葉が出ないときは相談しようと思っています。
言葉が出るように対策した結果
2週間ほど、テレビを消して常に話しかける作戦を実行した時くらいに、次男は「あーあー」などではなく言葉にはなっていないけれど、言葉を出そうとしている声を出していました。
一緒に遊んでいる時や食事している時も今まで寡黙で声さえもあまり出さなかったのですが、少しずつですが何か言うようになってきました。
長男に対しても何か声を発して伝えようとしてくれています。
ここから、意味のある言葉が出てくれることを願います。
まとめ
言葉が遅いことには、個人差があり、言葉を沢山なげかけ言葉のシャワーを沢山浴びていても、自分の口から言葉を出すのが苦手、もしくわ言葉をためているという子供もいます。
ですから、育てていた環境と全く関係ない場合もあります。
私の子供の場合は、あきらかに話しかけていなかったので、今になって反省しています。
意味のある言葉を発した時には、それまでの経過を報告したいと思います!
ー関連記事ー

スポンサーリンク