乳がんになって迷ったことの1つが「友人に話すかどうか」ということ。
子供が小学生二人なので、小学校関係の友達でよく顔を合す人や、よく連絡を取っている人に言うべきかとても迷いました。
話した方がいいのかどうか
入院するということ自体は、友人や知り合いに言っても問題ないかな、と個人的には思っていたのですが、ただ、癌あるということは、正直話すには抵抗がありました。
癌は、やはり怖い病気ですし、誰もが恐れている病気の1つだと思います。
イメージ的にも、重い病気。聞いた相手の心にダメージを与えてしまうかもしれません。
テレビやネットで、有名な方が乳がんで亡くなった…なんていうニュースも目にしますからね。
かといって黙っていても…水臭い気がするし…
入院する1週間前まで、家族にしか話していませんでした。
入院前に連絡があった友人には話した
話そうかな…止めておこうかな…と迷っている時に、ちょうど連絡をくれた友人がいました。
お茶でもしよう〜とお誘いをしてくれたので、その時にお茶する日時を決めるタイミングで実は〜と話ました。
後は、もう1人、入院前に会う約束をしていた友人にも、会った時に言いました。
2人ともビックリして、なんて声をかけていいのか…という感じになってしまったけれど(当然ですよね…ビックリするし…)、結果的には話してよかった!と思いました。
他にも、言っておこうかな?という人はいましたが、とりあえず入院中や退院後に、どうしたの?と聞かれたら言おうかな、という感じで、あえて連絡はしませんでした。
きっと、みんなそれぞれ多かれ少なかれ悩みや病気を抱えているかもしれないし、ね。
聞いてもらえただけで、心が軽くなった
癌であることを話したのは、ほんとに直近で会ったり連絡した人だけでしたが、私自身の心は軽くなり、手術頑張ろう!という気持ちになりました。
聞いた友人は、心が重たくなったかもしれません。心配もすごくしてくれて、話さない方がよかったかな?とも思いました。後で話した方がよかったかもしれませんね。
友人から言われて嬉しかった言葉
癌だと聞いて、友人から言われて嬉しかった言葉があります。
それは、「痛くならないように、〇〇のこと想っているからね!」「退院待ってるよ!」という言葉です。
入院する前日にLINEしてくれたのですが、「毎日想っているから!」と言ってくれたのが、とても嬉しかったです。
大丈夫だよ!という気持ちが伝わってきて、じ〜んとしました。
お参りしてくれた友人も
私が、癌であると知った翌日に、神社へお参りに行ってくれた友人もいました。そして、家までお守りを届けてくれたのです。
「無事に手術終わるように、神社でお祈りしてきたから!大丈夫だよ!」「お守りが守ってくれるからね」と言ってお守りを渡してくれました。
これも、涙が出るくらい嬉しかったです!
わざわざ忙しいのに、お祈りまでしてきてくれて、感動でした。
その日から、お守りを肌見放さず持っています。ありがたい〜!
友人の言葉が、心の支えに
友人に話したことが、相手にとってよかったか、と言えば、わかりません…。
話しが重すぎて負担になった可能性もあります。
ただ、私の心は友人の言葉や行動のおかげで、入院前も手術前も入院中も、心の支えになり穏やかに過ごせたました。
コロナ禍で面会も出来ないですが、LINEで送られてきた文字や、友人からのお守りは大きな心の支えになりました。
友人に感謝
重い病気の告知は、周りにも大きなダメージを与えるので、話すかどう本当に迷いました。ですが、私はだったらどうか?ということを考えたり、友人との距離感なども考えましたが、結果、タイミングがあった友人に話すことが出来ました。
重い話しも受け止めてくれた友人に感謝です。お陰で手術頑張れたし、これからの治療も前向きにがんばれそうです!
ありがとう!