うつ病での入院は本人が拒否していても、家族の意思でも入院させることができた

うつ病を患っている家族をお持ちの方で症状がひどく自宅では限界を感じておられる方も多いと思います。

うつ病と診断され、本人が自覚している場合は、自ら薬の調整をしてほしい、とか、心が安定するまで入院したいなど、本人から入院を希望する時もあると思います。

しかし、うつ病と診断されていない、本人が病のことについてわかっていない場合は、病院に連れていくのがとても大変です。

精神的に参ってしまっていますから、何を言っても聞き入れてくれません。

本人が拒否しても入院できるのか

家族が限界!と感じた時や本人が薬も飲んでくれない、暴れるなど対応が難しい時には、本人の意思がなくても入院できるのか。

実際に、母のうつの状態が酷かった時に、病院に相談し入院させてもらったことがあります。

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うつ病の母は、病院へ行くことも嫌がりました

私の母の場合は、病院に行っても治らないんだ・・・、何をされるかわからない・・・などの不安があり、病院に行ってくれませんでした。

当初の私は、なぜこんなにしんどいのか見てもらおう。という言い方をしたと記憶しています。

初めは、かかりつけの内科で診てもらっていましたが、そこでも精神科への受診を勧められました。内科では、母の状態をよくする為のお薬は出せないと言われます。

かかりつけの先生から、「紹介状を書くから精神科へ行ってください。」と告げてもらいました。

母は、ショックだったと思いますが、精神状態はかなり悪かったので、その時にどのように感じたのか、私にはわかりませんでした。

しかし、真面目な母は、先生に紹介状を書いてもらったのに病院へ行かないということは出来ない人です。

紹介状はすんなりと受け取り、精神科へ行く約束もしてくれました。

紹介状はもらったものの、精神科へ受診するという恐怖はかなりあったと思います。

初診は、嫌がっていましたが、なんとか連れて行くことが出来ました。一人ではもちろん行けない状態でしたので、父と私と母の三人で行きました。

しかし、病院についてからは、家に帰りたいの一点ばりでした。

当時は、予約というシステム無く、受付した順番での診察でした。

精神科の診察は、一人の診察時間が長いこともあります。

自分の順番が来るまで、待つのも大変でした。

幸い母は、騒ぐようなことは無かったので、なんとか話をして待っていましたが、私自身もとても辛かったことを覚えています。

二度目の受診を嫌がり薬を飲まなくなる

二度目の診察は、行くことを拒否していました。

うつ病の薬は、すぐには効きません。徐々に効果が現れてきます。

心が安定するまで時間がかかるため、母は薬を飲んでも良くならない、嫌だ。と言っていました。

私は、母に「薬が、合っていないと思っていることを先生に伝えたら、薬を調整してくれるかもしれないし、とにかく行こう」と言いました。

二度目は、それで行ってくれましたが、母の状態は良くならず(というか薬が効き始めるまでに、母は混乱したのだと思います)薬を飲むころとも嫌がり、薬を外へ投げてしまったり、抵抗が激しく飲まなくなっていました。

三度目は、もう病院へも行ってくれなかったので、父が病院へ行き、変わりに薬をもらってきてくれました。

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急激に状態が悪くなり、救急で運ばれる

その後、母の状態は良くなることはなく、益々ひどくなっていきました。

薬を拒否し、飲んでいないのですから当然ですね・・・。

家から飛び出そうとしたり、家中の窓を閉めたり、と異常行動が多くなり、もう家族ではどうしようもなくなり、恐怖さえも感じるようになったので、救急車を呼び、大きい病院に運ばれました。

救急で運ばれた病院で、私は家ではもう限界だと先生に伝えました。

薬も拒否し、家から飛び出そうとするので、危険を感じて、私が救急車を呼んだ、とも伝えました。

母の状態はというと、救急車に乗せられた時点で、母は放心状態となり、暴れたり抵抗しなくなっていました。

運ばれた病院でも、おとなしく先生の話を聞いています。

そんな母を診て、一度は帰宅させられてしまいました。

帰宅すると、また暴れだし、手に負えないので、同じ日にもう一度、病院に駆け込みました。

そして、私は、病院では放心状態でおとなしいけれど、家では薬を拒否し暴れ大変な状態で、限界です。とハッキリ伝えました。

母は入院を拒否したが家族の意思で入院

母は入院なんてしたくない、と言っていましたが、家族の事情を聞いて、先生は入院を母に勧めてくれました。

当然、母は入院しますとは言いません。

本来ならば、本人が拒否していたら入院させられないようですが、本人に生命の危険があったり、家族が限界を感じているときは、入院出来るようで、本人にもその旨を伝え強制的に入院となりました。

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まとめ

母は、長年うつ病と闘っていますが、10年以上経った時、躁鬱病に病状が変わりました。

その時も、本人は躁の状態(元気すぎる時)でしたので、入院なんて必要ない!と言っていました。

しかし、母の浪費や自宅がゴミだらけで不衛生な状態になっていることなど、影響が出ていたので、薬を調整しましょうと、ほぼ強制的に入院となりました。

入院施設の無いところでは、紹介状を書いてくれるなり対応してくれるでしょう。

うつ病や躁鬱病の状態が酷い時は、家族が先生に直接相談するのが一番です。

本人だけでは、自宅に帰されてしまうことが多いです。

症状が酷く、薬を飲んでくれない時や手がつけられない時は迷わず相談しましょう!

また、本人が食事をとろうとしないときも迷わず病院へ連れて行ってください!

病院によって対応は様々ですので、絶対に入院させてくれるとは断言できませんが、私の母の時は家族ではどうすることもできない時は入院させてくれました。

患者のことを思ってくれる病院なら、きちんと対応してくれます。

家族、そして本人も酷くなりすぎる前に病院に相談してみてください。

電話でも家族の話を聞いてくれる病院ありますよ。

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