現在、父は入院中です。自宅に戻ることは難しいので長期療養の病院か介護施設への入所を検討しています。
ただ、父の介護認定は3か月前は非該当! 担当医もなぜ介護認定が非該当なのか理解できないと言っていましたが、私も同じように感じています。ですが、そういうことはよくあることかもしれませんね。
認知症は調子のよい時と悪い時がありますし、本人はシャキッとしている姿をなるべく見せようとするのが当然といえば当然。
そんなことを悩んでいても仕方ないので、区分変更をしつつ介護施設を探すことにしました。
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父の住民票のある地域から探す
老人ホームは範囲を広げると膨大な数になり、問い合わせするだけで一苦労です。
まずは父の住民票のある地域から、そして終身まで見てくれるところから問い合わせしてみました。特養(特別養護老人ホーム)から電話です!
聞きたい内容をメモ
施設にどんなことを確認すればよいのか・・・電話する前にメモをしておきました。
- 入所条件(要介護度など)
- 空き状況
- 費用
思い浮かんだことはこれくらいで、後は電話で話ながら聞いていこうと思っていました。
相談員が親切に対応
さすが老人ホーム!と思ったのですが、困っていることは重々承知のようで、とても親切に電話で聞いてくれました。
入所条件に父が該当していない施設でも、近くにこんな施設がある。とか在宅しなくてもこんな方法があるよ。など教えてくれました。
特養は要介護3から。特例が認められれば2や1でも入れるところもある
どこの施設も基本的には要介護3からという回答でした。父は今の状態では要介護1が出ればいいな・・・程度ですので、まず難しいと感じました。
ただし、特例といって様々な理由で在宅介護が難しいと判断された場合は要介護1や2でも入所できるということでした。
この特例は入院中であれば担当、もしくはケアマネが作成してくれるそうで、施設が判断することでは無い内容ということでした。
申し込み時に特例を申請する用紙があるので、その用紙に担当医やケアマネに記入してもらって提出してください。とのことでした。
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特例が認められても本人にとって環境は適切でないかも・・・
父の住民票のある地域で、ある施設は申し込みは要介護3からだが、実際には4や5の方が多い施設だと説明がありました。
その施設の相談員さんは、要介護4や5の方が多い施設に軽度の人が入ると周りの様子にビックリされたりすることもあり、あまりお勧めはしないということでした。
確かに、あまりに介護度に差がある場合、それが人数が多ければ多いほど、自分もこうなっていくのだという認識が強くなってしまうと想像できました。
家族としては、在宅は難しいので施設でどうにか暮らしてほしいという思いがありますが、今の父に合った施設を急がずに見つけてあげることも必要かなと感じたのです。
老健で在宅せずに過ごせる可能性も
この情報も特養の相談員の方から、提案して頂いた内容なのですが、要介護3が出なかった時は、まずは近くの老健(介護老人保健施設)に入所を申し込んでみては?という内容。
老健は短所入所できる施設のようで、3か月ごとに入所の判定があるそうです。そこで3か月超えて入所する必要があるのかどうか、判定されるというわけです。
無理に在宅に帰されることは少ないそうで、1年以上入所されている方も中にはおられるということでした。
しばらく老健で生活して、要介護度が上がってきたら特養という手もあるし、特養待ちで老健に入所されている方も多いということでした。
老健も待ち人数があるかもしれませんが、特養よりは動きが多いそうなので、そちらを検討してみてもいいな。と感じました。
何はともあれ、介護度が出てから
父は介護保険は区分変更中です。申し込んでから3か月はかかる区分変更。申し込んでから2か月ほど経ちました。後1か月は待たなくてはいけません。
今、申請中の段階で施設に申し込むことはできないとのこと。施設を見学したり相談したりすることは出来るので、下調べしておいて、介護認定が出たら早めに申し込むのがいいようです。
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もうしばらく入院生活が続きそう
今の入院先の病院はとても親切で、無理には退院させませんから。と言ってくださっています。入院から6か月が経ちます。本来ならば3か月で退院しなくてはいけません。
父はその3か月頃に認知症とは別に持病ほ発作が起き、薬の調整をしなくてはいけない状態となりました。そのこともあり6か月と長くなってはいますが、病院としては早く移ってほしいと思っているでしょう。
最終手段として、長期療養の病院には申し込みしてあるので、施設が上手く見つからない時は、そちらにお願いすることになりそうです。
まとめ
父は今度どうなるのか・・・家族も不安ですが、父が一番不安に思っていることでしょう。面会に言ってもそんなことは口に出さない父ですが、きっと不安に思っているはず。
介護施設は思うように入れないとは聞いたことがありましたが、想像以上に厳しい現実に悲しくなりました。
なんとか落ち着いて暮らせるところを見つけてあげたいです。
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