入院中は、自宅に届く郵便物を受け取ることができないため、ポストにはどんどんと郵便物が溜まっていきます。
1週間くらいでも、ポストはいっぱいになってしまうこともあり、ポストに郵便物が溜まると、家を留守にしていることがわかってしまい空き巣などの被害にあってしまう可能性もあり危険です。
一人暮らしの方が、入院してしまった時には家族が定期的にポストの中の郵便物を回収しなくてはいけません。
しかし、遠方に住んでいたり、頻繁に郵便物を回収できない場合は、どのようにすればいいのでしょうか。
実際に、母が入院した時にとった方法をご紹介します。
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親族が代わりに郵便物を受け取ることはできない
郵便物を転送したいと思った時に、最初に思いつくのが「転送届を出す」ことです。
しかし、郵便は実際に住んでいない人の家に郵便物を配達することは出来ません。
その為、転送届を出して代わりに家族が受け取ってあげるという形は、本来してはいけないことなのです。
親族であっても転送してはいけません。
転送届を出す場合は、転送先を病院へ
家族が代わりに、郵便物を受け取ることは出来ませんが、郵便局は病院の本人宛へは転送してくれます。
転送届を出す時に、転送先を病院の住所にしておきましょう。
ただし、入院先へ転送する場合は、郵便物を転送してもよいか病院に確認しておきましょう。
ほとんどの病院が、転送をOKとしてくれると思いますが、NGの場合もあるかもしれません。必ず確認を取っておきましょう。
そして、転送届を出すことを病院側にしっかりと伝えておきましょう。
何の確認や連絡も無しに転送することは避けた方が無難です。
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病院側が手続きしてくれることもある
私の母が入院した時は、病院へ郵便物を転送したいことを伝え、病院側に転送してもよいか確認を取りました。
すると、病院の相談員さんから「入院中の患者様で、郵便物を自宅から転送したいと仰る方はたくさんおらます。その際は、郵便物が病院へ届くようにする書類がこちら(病院)にありますので、その書類に本人(入院患者)さんに必要事項を記入して、郵便局へ郵送する形を取っています」と言われました。
まさか病院にそのような書類があるとは、全く知らなかったので驚きでしたが、確かに入院中の患者は転送届を自分で出せない可能性は大いにあります。
一人暮らしの方は特に郵便物を転送してほしい申し出は多いでしょう。
入院中であるということは、当然外出も出来ないわけですから、郵便局へ行って転送届を出すということも出来ませんし、ネットも当然使えない病院も多々あります。
そのようなことを考えると、あって当然の書類ですね。
まずは、病院に電話で確認してみよう
転送の手続きを家族側がするのか病院側がするのか、どちらにしても、まずは入院中の病院へ電話で確認してみましょう。
担当の相談員さんが、転送の方法を教えてくれます。
二度手間にならないためにも、まずは電話で確認してみましょう!!
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まとめ
今回、母の入院中の郵便物について、検討しているときに、家族宛に転送できないという事実を初めて知りました!!
親族であれば、代わりに受け取ってあげてもいいものだと思い込んでいましたが、当然といえば当然ですね。
本人以外、郵便物を開封してはいけないのですから。
そして、病院へ転送するということができるという事実。
病院側から郵便局へ転送をお願いする書類があるという事実。
知らないことばかりで、驚きました。
入院中の場合、郵便物をどのようにして受け取るのか悩んでおられる方の参考になればうれしいです。
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