パスタを冷水で洗うのはNG?デンプンの役割とは

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料理の豆知識

パスタを茹でた後、冷水で洗うことは、多くの人々にとってよい方法とされています。

しかし、これは本当に正しいのでしょうか?

科学的な観点から、茹でたパスタを冷水で洗うことについて解明してみましょう。

茹でたパスタは冷水で洗う!?

茹であがったスパゲッティは冷水で洗うのがベストだと信じられています。表面のでんぷん質が糊状になり、ソースがしっかり絡むことから、味の染みたパスタになるとされています。

真相と科学的根拠

実は、茹でたパスタを冷水で洗うことは逆効果です。以下にその理由を説明します

デンプンの役割

パスタの表面に付着したデンプンは、ソースと絡む役割を果たします。茹でたパスタは、このデンプンが糊状になり、ソースとの結びつきが強まります。デンプンが表面に残っていることが、美味しいパスタを作る上で重要です。

冷水で洗うと問題

茹でたパスタを冷水で洗うと、パスタの温度が下がります。この結果、デンプンが糊状になる前に冷えてしまい、ソースとの結びつきが弱まります。さらに、冷水で洗うことでデンプンが流れ落ち、パスタの表面から除去される可能性もあります。これにより、ソースがパスタに絡みにくくなります。

結論

茹でたパスタは、そのまま茹で汁を切ってソースと絡めて食べるのが最適です。茹でた後のパスタには、十分なデンプンが残っており、これがソースとの結びつきを強化します。冷水で洗うことは、むしろデンプンを除去し、美味しいパスタを作る努力を無駄にしてしまいます。

まとめ

いかがでしたか?

実は筆者自身も、パスタは必ず冷水で洗っていました。まさかソースが絡みにくくなっているとはつゆ知らず・・・

美味しいパスタは茹で汁を切ってソースと絡める!が正解ですね!